ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』



辞書遊びのような、次から次へと目新しい出来事・・・ディズニーの件(訴訟は起きないのだろうかと心配してしまうのは職業病だろうか)やら絵画の読み取り方やら興味深い事象が次から次へと顕れてくる。


思い出されたのは『ソフィーの世界


そういえばヒロインはソフィーだわ。
なんてベタに思ったりはしないけど、これって小説というにはストーリーに説得力が無い。
登場人物が多くて、人物像が曖昧になってしまうために入りこめない。


トリビア的な面白さ。
軽い物語。
だから三冊で三時間かからず読めちゃう。
昔の文庫本のレイアウトだったら一冊だよな、これ。