吸引力

何故か、外国の方に声を掛けられる事が多い。
今日は彼らが『月に願う』を歌っているとき。


「彼らは有名なアーティストなのか?」
「ん・・・少し(有名)?」
「こんなにいっぱい人がいるから有名なのかと思ったよ。ところで貴女はどんな音楽が好きなの?」
「彼らが凄く好きなの」
「そっか!じゃあサイン貰わなきゃ」
「(なんでそうなるんだ?)いや、もう持ってるし」
「持ってるの!?じゃあ他に何かして貰わないと」
「いや、私は彼らの音楽聴けるだけでいいの」
INSPiのファンは不親切だとか言われたら困るから一生懸命ご説明してたら半分くらい聴き逃し。英語使うの慣れてないから、話してる間は全部飛んでる。
しょんぼり。


凄い良いね!と言ってたけど、あっさりいなくなった。
くそう。


だからセカンドステージが楽しみだったのだけど、もう一つのグループの音が大き過ぎて警官二人組がやってきた。
撤収。
横浜西口は結構問題を抱えることが多いところなので、ある程度は見逃して貰えるところのはずなのに。


機材なんて使わずに、身軽にやってしまうほうが良いと思うのよね。確かに店舗のBGMやらが煩かったりするけど、ストリートに耳を傾ける人ってそれを越えて聴いてくれるのだから。



何だかお見送りしたくて、彼らが機材片付けるまで遠くで見守ってみた。
ここでやってくれてありがとう。
菊屋のラムボールとか差し入れたい気分だったけど、勿論そんなことは出来ない。