菊うら



朝から少々体調が悪かったので、まともなご飯が食べたかった。


海鮮丼と冷やしうどん(ゴマだれ)
ご飯の上に錦糸卵と胡瓜の千切り。
中落ちが敷き詰められ、その上にぶつ切りな鮪ヅケ。
増量のためか生ゲソが入ってた。
その上にオクラ。
ゲソが、良い感じのアクセント。


うどんは、湯葉のせと書いてあったのだけど肉片があったような?
しゃぶしゃぶ風味。
美味。


カウンターの内側では夜の仕込みが始まっていて、賀茂茄子に細工を施しつつ炒り卵を作る後輩の動向を見守る先輩板さんや、冬瓜の皮を削る(!)板さん。
食材に対して、そして後進を育てるのに、真剣勝負してるな、って微笑ましくなった。


本日の丼 1000円

奥の席から、居酒屋のような嬌声をあげるお嬢さん。
看板になったのにも係わらずずかずかと入り込んで「13時半まででしょう?」と言い募って居座る小母さま集団。
携帯はご遠慮下さい、の但し書きの前で周囲に聞かせたいと言わんばかりに話出す小父さま。


なんてみっともないのだろう。
板前さんに対して、誠意を払うことすらできないのだろうか。