「2daysじゃ足りねぇぜー」
Suga Shikao 10th Anniversary Special Live Shikao & the Family Sugar FAN-KEY PARADE 07@日本武道館
一日目は2階SW3列目。
二日目はアリーナセンター最後列。
武道館は、アリーナの後ろ半分よりも2階席の方が見易いとのことだったのだけど、実際今まで2階でライブ参加したときにもそんなに不満には思ってなかったのだけど、ステージ演出はやはりアリーナのためのものだなと。
それはもしかしたら、S席で世界観を一番安い席で構成を見る舞台での観方が身についてしまっているだけかもしれない。
音は上に向かって聴きたいという個人的嗜好によるものかもしれない。
2階席だと、ステージ上が全部見渡せてしまうので、ともすればスガさん全くみないまま一曲まるまる終わっちゃったりしている。
投げ掛けられた光が眼を射る、その瞬間にカタルシス。
光の織り成す光景も、2階とアリーナでは全然違う。
ステージを妖しく縁取る溶け合った色味が、更に音を艶めかしく感じさせる。
完全快復、とのことだったのだけど。
ざらりと、まとわりつくように声帯を震わせていた、歌詞を含んだ呼気が時折滑り落ちてしまっていて。
それでも崩れたと感じないのはファンだからか演者の力量か。
『光の川』をぶったぎって『クライマックス』が入るメドレー。
贅沢を、そこに感じてしまう。
ちなみに1日目は走りまくった最速の『クライマックス』
声が出ないスガさんのために早くしたのかしら?なんて勘ぐってみたり。
『これからむかえにいくよ』JAZZアレンジ。
So cool!!
あまりに格好良すぎたので、1日目の帰りにファミマに飛び込んで松永くんのチケットを取ってしまった。
JAZZつながり。
背後のパネルのプリズムのような色彩が、跳ね回る音と重なって艶やか。
一日目はお母様がいらしてたために弾けきれなかった『イジメテミタイ』もどろどろエロティックに。しみじみシカオちゃんってMだと思う。
本当に、良いライブだった。
三時間があっという間。
アンコール待ちで、時間を確認しよう携帯開いて会社からの着信だらけであることを知ってしまわなければもっと良かったのだけど・・・しかも勘違いだし・・・いや、しっかり『このところちょっと』は愉しませて頂きましたが。
一生スガシカオファンします!