笑笑庵

ikukona2006-06-15



打ちたて蕎麦屋さんなのだけど、味噌汁をがっつり頂きたいときに行くことのほうが多い。ご飯も粒が立ってて美味しく炊いているし。蕎麦に付きものだから天ぷらもいい感じに揚がってるし。


ただ、いつも気になるのがちょっとずつずれた接客。
女将にあたる方は『私は凄く気がつくのよ。気が利くのよ』オーラを発散させてて、所謂思い付きで物事言うタイプ。その直ぐ下に当たると思われる給仕のお嬢さんは気は利くのだけど言葉が足りない。


私の後に入ってきた客に女将さん(仮称)は厨房奥からどこでもお好きなところにお座り下さい、という。
しかし客席の半分は夜仕様に準備されつつある。
客はそう言ってくれたのだしと奥の席に着こうとするが、お嬢さんに止められる。
「こちらの席でお願いします」
当然客は怒る。
どこでもって言ったじゃないか。
お嬢さんは語尾を濁しつつ場をやり過ごす。


改善ポイントが頭を巡る。
もうちょっと言い回しを変えれば良いのに、とか現状把握はきちんとしなきゃ、とか。
そして、お昼くらいゆっくり食べればいいのにと自嘲。
ひとんちのことなんだし。


箸休めの小鉢はモロヘイヤと烏賊の胡麻和え。
面白い食感。
海老の尻尾は(きちんと処理されているならば)食べる派なので、ばりばりと。
ここは頭も天ぷらにして乗っかってる。
目玉の部分がちょっと嫌な歯触り。



天丼 \880